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思ったことをそのまんま。
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世の中に存在するあらゆる音楽の中でも、最もゲスく、そして全く理解できないものがデスボイス唱法。
品格もなければ旋律性もなく、音楽的意味も目的も何も見えない。

最近さまざまなジャンルに手を出していくようになり、他のジャンルが分からないというのは要するに聴き方を知らないってだけなんだということが、感覚的にわかってきているところ。
ジャズ、ロック、パワーメタル、ダンスミュージックなど、”ノリかた”が見えてきています。
無調音楽、十二音技法など調性音楽から脱している音楽は多くありますが(たくさんは聴いたことないけれど)、しかしデスボイスだけは、どう頭をこねくり回しても理解できない。
ゲロ吐いてるみたいで汚いし、音楽のバランス歪んでるし。

だがある意味、ヘヴィメタルの、とりわけデスメタル、ブラックメタルのようなジャンルは、”狂気たる音楽”の最たるものなんじゃないかと、近頃思うこともあるのです。
宗教はじめ既存のあらゆる社会秩序に対する、根本的で、そしてスケールが大きいように思える、しかし幼稚的な懐疑の提起。
過去の音楽家が絶対王政や共産主義の政治体制に真っ向からぶつかっていったようなものと比べれば、戦車の前のアリンコのようなレベルの反抗ですが。
政治に右翼と左翼があるように、このような極端な反抗勢力が存在することに、意義が無いということもないでしょう。
しかし人の信仰に、時に不法行為によってまで徹底的に喧嘩を得る連中に対する、敬虔な教徒やその他一般常識人たちの反対行動も多い。
血を撒いたり生肉を着たりと、常識的な感性ではあり得ない、いわばキチガイ(良く言えば大胆、斬新)のような連中は、そもそも近代人類が共有しているであろう生命倫理観に反しているが、その辺が何故か許容され、しかも流行ってしまうのが今の世界の恐ろしい所。

一勢力として存在意義が無いことも無いが、しかし俺は人として、心の底から、徹底的に軽蔑する。
それをやる”アーティスト”も、それにハマる連中も。
倫理道徳に真っ向から挑戦するような連中を、アンダーグラウンドから表に出してはいかんのです。



見た目めっちゃ大人しそうな子に、そういうデスメタル好きな気配を見つけてしまうと、非常に残念な気分になります。
人は見た目によらずと言いますが、限度ってものがあってほしいもんです。
こないだの話です。

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ショパンの練習曲。
やっぱり俺は激しいやつが好きでありまして。
10-4最強です。そして難しいです。
革命木枯らし大洋あたりも好き。
常にスピード感を維持して疾走してゆくビューンな感じでは、やはり10-4ですな。


もうほんっとに、クラシックをさも教養のように、さも糞真面目なように、金持ちの上流階級が聴く音楽のように思ってる一部世間の風潮がうざすぎるのです。
クラシック音楽が貴族趣味な時代なんて2世紀前に終わってるのですよ。
皇族方は例えばヴィオラだったりチェロだったり嗜んでおられるが、別に皇太子様がエレキをギャンギャン言わせてたって良いわけですよ。
個人的にはいやだけど。
そもそも音楽なんてもれなく狂気です。
身体の中から湧き出てくる音を余すことなくぶちかますのが音楽です。

ニコニコ動画あたりの「演奏してみた」系動画によって、ピアノをはじめクラシックで使われてる楽器の圧倒的な汎用性が広まりつつありますが、まだまだ分かってない。
ピアノ=子どもの習い事みたいなアホみたいな発想。
軽音かぶれの連中は中高あたりでアホみたいにギターだドラムだと、カッコいいと勘違いして騒音垂れ流してるじゃない。
音楽を二分する基準はただひとつ、「ぶちかまし方をわかってるかわかってないか」だけですよ。
分かってない奴が垂れ流す音は騒音。
わかってる奴の音は音楽。
それだけなのです。

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世の中には、ピアノ弾くことを貴族の嗜みのように言ったり子供の習い事みたいに思って馬鹿にしてる連中が少なからずいるのです。
すっげえ腹立つ。
殺意わく。
そんな高尚なもんじゃねえから。
なんたってチェロでロックやらかす人がいるんだから。
ましてピアノという、世界で一番自由な楽器にできないことはありません。

そんなわけで、「The Piano Guys」なんてものを見つけたので。


One Direction - What Makes You Beautiful

特殊奏法の限りを尽くしていますねえ。
チェロでもやってるようです。


Rockelbel's Canon (Pachelbel's Canon in D)

カノンがこんなことに。
チェロをさもアコースティックギターのように演奏してます。
ラヴェルの『ボレロ』で、ヴァイオリンを弓置いてウクレレのように弾いてるのを見ましたけれども。


Moonlight - Electric Cello (Inspired by Beethoven)

チェロあればなんでもできますねえ。
このチェロ弾きの人は一体何者なんでしょうか。
こういうことって、基礎的な演奏能力が相当ハイレベルじゃないとできないのです。

こんなことして遊びたいですねえ。

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ピアノを使ったインストゥルメンタルバンドで、mouse on keys というのを最近知りました。

ピアノと打楽器による『最後の晩餐』。
面白い。
こういうのやってみてえなあ。
今度CD買います。

ちなみに、同じようにピアノと打楽器のバンドで、→Pia-no-jaC←というのがあります。
面白いんですけど、楽器の音を機械で加工しちゃうのであまり好きじゃない。
アコースティックな楽器をやるときに機械加工に頼るのは、個人的に反則だと思っているので。
でも良いバンドです。
これとか面白い曲です。



さて、先日『月光』と『悲愴』のヘンレ版の楽譜を買いました。
クラシックの楽譜は、いろんな出版社がいろんな楽譜を出すんです。
大きく分けて、極力作曲者の意図を再現しようとするのが“原典版“、後世の演奏者が独自の解釈により、演奏方法の提案をするのが“解釈版”。
ヘンレ版は、前者の原典版にあたるものです。
表紙が画用紙みたいな紙でモロいし高いんですけど。

で、勉強用に、ベートーヴェンのピアノソナタ全集をヘンレ版で買おうと。
弾くときは、参考用に日本で出版されてる解釈版を買おうと。
ま、全曲で諭吉が1人飛ぶのですが。
交響曲のスコアも欲しいのです。
ま、全集買ったら諭吉が飛ぶのですが。
CDも欲しい。諭吉が飛びます。団体様です。

スピーカーも接触が悪くなってきたので、買い替えどきです。
ヘッドフォンもほしいです。
音楽ってのはつくづく金のかかる趣味だなと思います。

ちなみに、『月光』の譜面を新たに購入しましたのは、今まで使っていた春秋社の園田高弘版がボロくなってございますことと、10月のピアノ部内のハロウィンパーティで全曲演奏することにしたからでございました。
もちろんコスプレです。
諭吉2人を投じた、イギリス軍が使用していた本物のS10ガスマスクと、こちらはコスプレ用の安物のヘルメット。
に、スーツ。
コスプレ。何のコスプレなんでしょうか。
しかしガスマスクって、フィルター付けると呼吸しづらくなるのね。
でも一応、付けたまま演奏することに体力的な問題はありませんでした。
むしろあれ装着した状態でパーティをずっと過ごすことのほうが大変かもしれませんねえ。
飲み物飲めないし。お菓子も食べられないし。
メガネかけられないから見えないし。
でも取ったらコスプレの意味なくなるし。
小難しいコスプレを選んでしまいました。

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7月7日、大学のピアノ部で新入生コンサートがあります。
新入生が部内でピアノを弾く、いわば身内でやる演奏会。
私は、久しぶりにショパンの『革命』を練習中です。
練習曲の中では比較的弾きやすいほうだとは思うのですが、それでもやっぱり難しいですねえ。

私の今のピアノの最大の問題は、荒さにあると思うし、実際そのように指摘されることが多いです。
ステージの上になると、どうしても勢いで押し切る演奏になりがち。
練習ではそこそこ綺麗に弾けているつもりなのに、本番では荒くなる。
これはすなわち、練習でも大して綺麗に弾けていないと考えたほうがいいのかもしれない。
練習の段階で、楽譜見ながら120%で弾けるようにしとかないと、本番暗譜で弾いて100%にはならないですよね。
今、必死です。
今までの「指が回るだけのピアノ」を卒業したい。
私は、「あの人ピアノ上手い」と言われる人の9割は、指が回ってるだけだと思います。
本当に音楽の流れがしっかりしていて、安心して聴くことのできる演奏ってそう多くないんです。
高校の先生曰く、「音楽の格が違う」とのこと。
これを機に、1ランク上の音楽を創ることを目指します。

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プロフィール
HN:
Calorie Forte
年齢:
31
性別:
男性
誕生日:
1993/07/01
職業:
大学生。
趣味:
音楽
自己紹介:
某大阪府立高校国際科卒業(北のほう)。
某大手予備校にて一浪(キタのほう)。
某公立大学。
Piano弾き。
Tuba吹き。
Cello弾きになりたい。
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